効率が爆上がりする優先的に学習する権利関係(民法)のテーマ

宅地建物取引士(宅建)試験に合格するためのノウハウを提供 勉強方法

こんにちは!

宅建(宅地建物取引士資格試験)では、大きく分けて4つのジャンルがあります。

権利関係、宅建業法、法令上の制限、税・その他です。

今回はこの中の権利関係で重点的に、最初に学習しておきたいテーマを紹介していきます。

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なぜ、重点的にするものがあるのか?

まずはじめに、初学者の方は権利関係では、テキストの最初から最後まで一回で理解するのはそれなりに難しいです。また、理解しようとすると、かなりの時間を費やすことになります。

こちらでも解説している通り、1回で理解したり、覚えたりするのは、経験者でない限り無理です。

さらに言うと、権利関係、特に民法は範囲が広く、あまりムキになって、不安な気持ちから学習範囲を広げてもよく点が伸びないと言われています。テキストを理解したからといって、覚えたからといって、それで問題が解けるかどうかは別な問題だからです。それが、民法の恐ろしいところです。

まずは、今回紹介するテーマだけを重点的に最初は学習していくことで、効率を高めることができます。

まず、重点的にしたいテーマ(民法)

テーマ重要度コメント
制限行為能力者★★★出題されやすい傾向、基礎的なテーマ
意思表示★★★出題されやすい傾向、基礎的なテーマ
代理★★★出題されやすい傾向、宅建業法を学習するうえで必須
債務不履行・解除・手付★★★出題されやすい傾向、宅建業法を学習するうえで必須
危険負担出題頻度低い
契約不適合責任★★★宅建業法を学習するうえで必須
相続★★★出題されやすい傾向
時効★★
物権変動の対抗問題★★
抵当権★★★出題されやすい傾向
保証・連帯債務★★連帯の意味はまず知っておきたい
賃貸借(民法)★★★必ず1問出題されています
不法行為出題頻度低め(それほど難しくない)
相隣関係出題頻度低め(それほど難しくない)
請負★★
委任★★
債権譲渡出題頻度低め
贈与契約出題頻度低め
弁済・相殺★★

まずは、★★★のテーマから学習しましょう。★★★では、出題頻度が高いか、宅建業法などにもその内容が登場するものです。これらは、宅建業法を学習するうえで知っておかないと、宅建業法を学習した時に、理解できないこともありますので、まずはココを学習しましょう。

★★は、出題頻度はそこそこですが、★★★のように、理解していなくても、他のテーマで困らないようなものになっています。テキストをさらっと読む程度で最初はいいでしょう。

★は最初は学習しなくてもいいかもしれません。また、学習したとしても他のテーマより出題頻度も高くないので、さらっとやる感じでいいでしょう。

宅建の問題には難易度に差がある

宅建試験は50問出題されますが、難易度に差がありますし、問題の解き方、学習の方法もそれぞれです。すべてのジャンルを同じように学習していては、効率も悪いですし、いつまでたっても合格できないかもしれません。

なにせ、合格率10%台の国家資格です。

学習にしても、問題を解く力にしてもコツをつかんだ人が勝つ世界です。

そのコツの第一歩として、優先順位をつけて学習することを覚えましょう。

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