その過去問いりませんよ!?(宅建士過去問の選び方)

宅地建物取引士(宅建)試験に合格するためのノウハウを提供 勉強方法

こんにちは!

今回は過去問の選び方をお伝えします。過去問は、誤った選び方をすると金銭的な無駄だけではなく、時間的なロスもありますので、できるだけ自分にあったものを早く見つけることが大事です。

自分にあった過去問、合格しやすい勉強法が身につく過去問の選び方をお教えします。

宅建(宅地建物取引士)試験用の過去問は、大きく分けて3種類あります。

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年度別過去問題集

宅建の本試験が、問1~50までそのまま載っている問題集です。

この問題集はまずは買わないでください。買う場合は、ある程度いろいろなことをやった後9月以降でいいと思います。

このタイプの問題集の効果的な役割は、初見の問題に対応する力を確かめることです。

まだ勉強を始めて間もない頃には、初見の問題に対応できる能力はありません。試験の直前期になってきて、分野別過去問が飽きてきたり、初見の問題にある程度対応できるようになってきた時期に、腕試しを兼ねて、模擬試験の気持ちでやってみるのがいいでしょう。

また、やらなくても、それほど問題ではないでしょう。

その理由は、もう二度と出ない問題も多く含まれているからです。

宅建試験では、合格率を調整するための方法の一つとして、難しい問題が混ざっています。この問題は、どのテキストにも載っていない、難しい問題です。この問題は、二度と出ない可能性が高い、少なくとも今年は出ません。それくらいの感覚の問題があるからです。なので、分野別過去問を解くのとは意味合いが異なります。

それを知ったうえで、購入しましょう。

一問一答式過去問題集

宅建の問題は4択ですが、この4択を4問に分けたタイプの問題集です。

メリットとしては、選択肢を分けて解いていくことで、足りていない知識、わかっている内容を見極めることができます。

ただし、このタイプの問題集は注意が必要です。

宅建の問題は、問題文と選択肢で構成されています。

宅建の問題は、2種類あり、問題文をよく読まないと答えられないものと、問題文をまったく無視しても回答ができる問題があります。

一問一答過去問題集では、問題文を無視しても答えられる問題が向いていますが、登場人物が多数出てくる権利関係の問題や宅建業法でも「ひっかけタイプ」の問題では、問題文をよく読まないと答えられないものがあります。

こういった問題では、一問一答形式は向いていません。

一問を解くのに、条件をいちいち整理していては効率が悪いです。

ですから、このタイプの問題集を購入する場合は、注意が必要です。

通勤途中や移動中などで、電車で問題を解きたい場合には、やはり一問一答形式がいいでしょう。

アプリで提供されているものがありますので、それを使うのはいいと思いますが、一問一答形式でいい問題とそうでない問題を見極めるのが大事です。

アプリもできれば、問題をチェックして、それだけを抜き出せるようなものがいいでしょう。

分野別過去問題集

過去問をどれか一冊だけ買うとしたら、このタイプ一択です。

お金をかけてもいいという方であれば、別のも購入してもいいでしょう。しかし、できるだけ最低限で、という場合には、これ一択です。

宅建試験は、4択ですから、やはりそれと同じ形式の問題集を購入した方がいいです。

しかも、このタイプは、長年宅建試験を研究している方々が、厳選した問題だけを掲載していますので、しっかりと知識を身に着けることができるでしょう。

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