こんにちは!
私は、本年(2024年)の宅地建物取引士の試験に一発で合格しました。

ちなみに、不動産業界で働いているわけでも、他に法律系資格を取得しているようなものでもなく、初学者です。
こんな、私がどうやったら一発で合格できたかをお伝えしたくて、このブログを立ち上げました。
※ちなみに、資格自体は宅建士以外にも多数持っています。
ぜひ宅建士の試験に合格したい方、リベンジで挑みたい方、いろいろな方法を試した感想やテキストの選び方、動画(YouTube)の見方なども少しずつお伝えしていきます。
宅建試験って、どんな試験?
知っている方も多いと思いますが、
毎年10月の下旬ごろに行われ、毎年20万人以上が受験する人気国家資格です。
宅地建物取引士ということですから、いわゆる「士」業だといわれています。
アパートを借りたり、マンション、一戸建てを買うと契約前に「重要事項説明」という手順があります。
これを行えるのが、宅地建物取引士です。宅地建物取引士(宅建士)にしかできません。
また、この重要事項説明書の記名(簡単に言うと、署名のようなもので、自分の責任でこの書類を作成しましたという証)も宅建士の独占業務です。
これ以外にも、契約書面(37条書面)の記名もそうです。
この資格がないと、不動産業成り立ちません。
私は、不動産会社で働いているわけではありませんが、前から興味があったのと、プライベートで、不動産がかかわる、宅建士を持っていると役立つ出来事が起きそうだったので、思い切って勉強することにしました。
もし、今後家を買おう(売る)とか、親の相続があるとかそういったイベントが待っている方は持っておいて損はないと思います。
不動産屋さんと接するときに「宅建持ってます」といえたら、向こうも「ちゃんとしなければいけない」と思ってくれるかもしれませんね。
宅建はなぜ合格率が低い?
宅建試験の合格率は15~17%程度です。
ちなみに、2024年は18.6%と少し高めでした。
とはいえ、8割以上の方が落ちる資格でもあります。
自分が試験を受けた部屋には40人弱の方がいたのではないかと思いますが、その中で合格したのは3人だったようです。
※合格者の受験番号が公開されますので、そこからの推測です。
合格率が低いもっともな理由が、
国家資格なので、高すぎても困る
ということが挙げられそうです。
高すぎると、価値が下がってしまうからです。
宅建試験は、何割正解で合格というのがありません。
合格点は、毎年変わります。
おそらく、合格率が15~20%未満で、程よいところになるように、
採点後、合格点を決めているのではないかと思われます。
この資格がないと、仕事にならない人もいますので、
現に不動産業に従事している人もある程度合格できるように、調整されていると推測されます。
今年は、この点を考慮して、例年より少し高かったのではないかということもあるかもしれません。
宅建試験を受ける人
宅建試験を受ける人はこのような人に分けられるのではないかと思います。
- 趣味で受ける人(もしかしたら、将来的に不動産業で働くかも…?)
- 不動産業に現に従事している人
- これから、不動産業に従事しようかなと思っている人(就活で有利になりそうも含む)
主にこの3パターンではないかと思います。
正確なデータはありませんが、3.はもっとも合格率が高いように思います。
理由はいくつかありますが、年齢が低い(合格率は年代が低い方が高い)、転職・就職しようと思っているので、モチベーションが高いなどが挙げられると思います。
2.の場合は、極端かもしれません。独立したいと思っているはモチベーションが高いでしょうが、なかには、何となく不動産業だから取りたい、会社から取れといわれている、といった人もいるでしょう。この方はもしかしたら、それほどモチベーションが高くないかもしれません。
また、2.の方は、そもそも勉強する時間が取れなかった、という人もいるかもしれません。
最後に、申し込みから試験までが約3カ月あるという点もあるかもしれません。
3カ月は意外に長いので、この間にモチベーションが落ちてしまう…ということもあるでしょう。
ちなみに、自分は9月下旬ごろが一番モチベーションが高ったので、その時期に今日試験だったらよかったとよく思ってました…。
いろいろな要素がありますが、合格率が低いのは、こういった要素がいろいろ絡んでいるからではないでしょうか。
合格への方法
- モチベーションを維持する
- 勉強時間を確保する
- 勉強方法を間違えない
この3つではないかと思います。
人それぞれ、モチベーション維持する方法も違えば、勉強時間、方法の正解にも違いはあります。
SNSやインターネット(このブログもそうですが…)には「○○すれば合格」といったキャッチーな文句が目に入ってきますが、自分に合った方法を間違えないことが最も大切だと感じました。
YouTubeだけがすべてじゃないし、テキストだけでもダメ、過去問だけでもダメということだけは間違いありません。
近年、さきほどの「趣味で受ける人」が増えてきているのではないかといわれています。このグループは2極化で、趣味は全力でという人と、趣味だからなかなかモチベーションが…という2極があり、前者の「趣味は全力、時間もいっぱいあります」という人が増えているのではないかと感じています。
「趣味は全力」の人たちが増えたため、現に不動産業に従事している人の合格率が低くなってしまう懸念があり、近年合格率が高めだったのではないかという推察もできます。
※令和元年以降(12月試験除く)は、おおむね17%台とそれまでの15%前後であったのに比べて、高い傾向にあります。
このブログでは、これから宅建試験合格への方法について、お話ししていこうと思います。
どうぞ、よろしくお願いします。